フレームワークは使うべき?企画におけるフレームワークの考え方

2023.01.31

企画の仕事に携わっていると必ずと言っていいほど ”フレームワーク” について聞かれます。
先日、中小企業診断士の知人とフレームワークについていろいろと議論しました。
フレームワークを使うか使わないかは企画マンによっても意見が分かれるところです。
今回は、その知人との話の内容を整理し、企画でのフレームワークの使い方や注意点について
私なりの考えをお伝えしたいと思います。

■ フレームワークとは

ビジネスにおけるフレームワークとは、簡単に言うと
「様々な課題を解決するための ”考え方の枠組み”」
です。

企画のように、チームで課題をひとつひとつ解決し、形にしていくタスクには便利なツールですね。

フレームワークには、実にたくさんの種類があります。
代表的なフレームワークをあげてみます。

・PEST分析
・3C
・4P
・SWOT
・クロスSWOT
・プロダクトポートフォリオ
・ポジショニングマップ
・ビジネスモデルキャンバス

どれもすばらしいツールで、よくできています。
さらに、どんどん新しいツールがでてきます。

■ フレームワークが目的になっていませんか?

しかし、フレームワークが便利なツールだと紹介しておきながらこう言うのもはばかられるのですが、
サラリーマン時代に企画を行っていた際、私はこういったフレームワークをほとんど使っていませんでした。

実は、仲間の企画マンが使っているのもあまり見たことがありません。

その理由は・・・
フレームワークで設定されている必要な要素は、自分たちが企画を推進していく上で整理していく項目の中に当然入っている
からです。

企画の手順をフレームワークに当てはめようとすると、なんだかうまくいかず無理が生じてしまうことがよくあります。

フレームワークありきで始めると、フレームワークにとらわれて企画全体を見渡すことが難しくなったり、そのフレームワークにはない企画の細部を見落としてしまったりする可能性も出てきます。

結果として、フレームワークを埋めること自体が目的になってしまい、作業となってしまうのです。

■ フレームワークを使った経験

私自身はフレームワークをほとんど使わないと言いましたが、唯一フレームワークを使って企画をまとめた経験があります。

それは企画会議の場で
「 XXのフレームワークを使って整理するように 」
という課題がでたからです。

このときは、フレームワークを使わないと企画が通らないので、指示されたフレームワークをまとめていきました。
この場合、フレームワークをまとめることが目的になっていますね。

誤解しないで頂きたいのは、フレームワークを否定しているわけではないということ。

企画を完成させることが目的なのに、フレームワークをまとめることが目的になっては本末転倒だということです。

■ フレームワークの活用のしかた

フレームワークを使って企画を推進するようにという指示で企画を推進していたとき、私は自分なりに随時フレームワークについてインターネットや本で情報収集をおこない、自分自身の企画に漏れが無いかを確認しました。

また、良い考え方や新しい重要な要素があればフレームワークに織り込む工夫もしていました。

もしあなたが企画の仕事にまだ慣れていない場合は、フレームワークを使うことをお勧めします。

その際、フレームワークごとの目的をしっかり理解し、自分の課題に最もあうフレームワークをつかってください。

さらに、いくつかのフレームワークを見て、企画に抜け漏れがないかを確認することもおすすめします。

大切なのは、必要な要素が入っているか、戦略がくめているか、ストーリーができているかどうかです。

フレームワークを埋めること自体が目的にならないように注意してください。

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